事業責任者対談
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ハードを動かすソフトから世の中を動かすソフトへ。
ますますMSEの強みが活きる時代に。
100年に1度の大変革期と言われて久しい自動車業界。いよいよ、その潮目が変わろうとしています。世界中の自動車メーカーがEVへのシフトを宣言。日本でも業界のリーダーが次世代車のフルラインナップや新型EVの発表を行うなど、いよいよ変革の機運が高まっています。その最先端の開発を担う
NTTデータMSEのデンソー事業本部。同本部の役割やこれからのビジョン、求める人財像について責任者の二人に話を聞きました。
デンソー事業本部紹介
デンソー事業本部の事業領域
弊社では、デンソーと一体協業となってプロジェクトを進めています。上流開発はもちろんのこと、現場にて『製品ハードウェアや実車』を動かしながら開発も行っているため、ソフトウェアの開発会社でありながら、製品観点でモノづくりのノウハウを学ぶことができます。
例えば、開発した製品が置かれる環境(電圧変動 / 気温変化等)に耐え得るソフト設計のノウハウが必要であり、完成車メーカーだけではなく、実際の製造工場、品質保証部といった、多くのステークホルダーと連携して開発を進めながら、「製品仕様~ソフト開発~生産工程」に対してトータルに携わっていきます。
デンソー / MSEで協業開発の実績
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IVI(In-Vehicle Infotainment)
複数の完成車メーカー向けの「IVI開発」の全てを担当。
※IVI =自動車に搭載するインフォテインメントシステム。従来のカーナビゲーションシステムやカーオーディオに加え、動画の視聴、インターネット接続、スマートフォンやコンピューターゲームとの連携などが可能なシステムを指す。
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メータ
複数の完成車メーカー向けの「メータ製品開発」の全てを担当。通常のメータだけでなく、ナビ情報や運転支援情報の表示も担当。
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TCU(Telematics Control Unit)
コネクティッドカーの『要』である通信モジュールを開発。インカ―の様々な情報を完成車メーカーに提供している。
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AD(Autonomous Driving) /
ADAS(Advanced Driving Assistant System)
IVI・メータ・TCUで培った技術を元に、展開・拡大中。カメラ、各種レーダ/センサからインプットされた情報から周囲の情報把握や制御判断を行うシステムを開発。
デンソー事業本部の仕事のやりがい
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デンソーと一体となってプロジェクトをけん引することができる。
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ソフト会社でありながら、製品観点でモノづくりのノウハウを学ぶことができる。
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製品が置かれる環境(電圧変動 / 気温変化等)に耐え得るソフト設計のノウハウを身に着けることができる。
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実車を動かしながら開発することができる。
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完成車メーカー / ハードGr / 工場 / 品質保証部といった、多くのステークホルダーと連携し開発を進めることができる点。
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「製品仕様~ソフト開発~生産工程」の一連の流れを意識する仕事が満載。
デンソー事業本部の人財育成
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デンソー事業本部では、MSE全社教育とは別に『車両ソフトウェア開発人財を育成』するための独自教育プログラムを計画的に実施しており、キャリア入社された方も、同様の育成プログラムを受けることができます。また、本部長自らが自動車の品質に関する「壊れ方設計講座」を実施。さらには、「機能安全」「DRBFM」「電源変動・起動終了」「状態遷移設計」や「FTA」など車載開発に関するあらゆる知見を講座形式で受講することができます。これらは「e-leaning」にて習得することも可能です。