事業責任者対談
ワンストップで幅広い事業を担う、
西日本事業本部。
フロンティア精神を持ちながら、
刺激的な環境で技術者が輝ける。
NTTデータMSE全体でも、トップクラスの取引顧客数を誇る西日本事業本部。
製造業の企業を中心に、フロンティア精神で様々な企業を開拓し、顧客と二人三脚でものづくりを手掛けてきました。
オートモーティブからプロダクト、最先端技術まで、「何か困ったことがあれば西日本事業本部に」と
様々な企業から幅広い相談を受ける西日本事業本部が、多様な案件に対応できる理由や、開発の中核を担う技術者としてのマインド、
求める人財像について、責任者の二人に話を聞きました。
対談メンバーの紹介
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西日本事業本部
本部長菅 有里子 YURIKO KAN
1992年、入社。交通管制システムの開発からキャリアをスタートし、iモードのブラウザ、メールアプリの開発を担う。その後、営業本部を担当。役員となり、経営企画に携わったのち、2021年に西日本事業本部の本部長に。
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西日本事業本部
事業企画部 部長河木 史郷 FUMISATO KAWAKI
2001年、入社。携帯電話のソフトウェア開発からキャリアをスタートし、製造業向けのシステム開発にて様々な分野の顧客・開発案件を担当。また、本社にて車載クラウド領域に関するビジネス開拓を経験。その後、第三デジタルビジネス事業本部で開発部長と事業企画部長を兼任で担当。2023年より、西日本事業本部にて、事業企画部長を担当する。
対等な関係で幅広い領域を
ワンストップで実現する開発の精神
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MSEには様々な事業本部がありますが、全本部の中でも、お客様の対応数がトップクラスなのはこの西日本事業本部です。フロンティアの精神で、私たちが自分たちの足で多岐に渡るお客様を開拓して、様々な業務に携わってきました。本社の営業部が仕事を獲得し、各事業部に振られるのではなく、西日本事業本部は自分たちで仕事を創出しています。オートモーティブをはじめとして、今ではMSE全社の柱になっているものもたくさんありますね。また、大阪と名古屋にある事業本部ですが、幅広く日本全国のビジネスに対応しています。
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やはりそれは様々な技術的なフィールドに対応できるという点が大きいですよね。モバイルの開発から、組み込み開発、サーバーの開発などを上流から下流までワンストップでできるので、製造業を中心に、幅広いお客様の案件に対応してきましたから。また、最後までしっかり責任を果たしてきたということもお客様に選んでいただける理由だと思います。例えばアプリケーションを一つ作ったら、あとはお客様で、ということはありません。保守・運用含めて、最後までお客様と一緒にものづくりをしていくという姿勢を貫いてきました。そうした姿勢で信頼関係を築いてきたので、「何か困ったことがあれば西日本事業本部に」というのがお客様の中でも根付いていますよね。
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お客様と一緒にものづくりをしていくという意味では、ときにはお客様の組織体制についても、ご提案することもありますよね。例えば、お客様によっては、サーバーとサービスを担当している部署が分かれているケースがあります。その部署同士が連携した方が良い場合、どちらの大変さや課題感もわかる我々が間に入って、企業内の横の連携を計ることがあります。異なる領域をまたいでプロジェクトを進めることができるのは、事業領域が広い西日本事業本部ならではじゃないでしょうか。
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あと製品開発においてソフトとハードの両方を意識した提案ができるというのもお客様に選ばれる理由だと思います。昔、大手完成車メーカー向けの車載開発にてIVIの開発を担当していたのですが、そこではソフト開発の部署だけでなくハードの部署の担当者とも自ら接点を作り連携していきました。製品開発において、ソフトとハードの繋がりというのもとても重要なんです。一般的なソフト開発会社だとハード部分は別の担当者が担当したり、ソフト部分をつくったら終わりとなりますが、MSEは製品全体を意識しているからこそ、その製品が世の中に出た時にどうなるかを自分たちから提案しています。これは当社がPanasonicグループ時代に製品全体を意識した開発をしていた経験がいかされていると思います。特に西日本は製造業のお客様が多いため、そういった強みがいかされていると実感しますね。
高い技術力があるのは、
自分たちで手を動かし、コアから開発してきたから
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西日本事業本部はオートモーティブから、アプリケーションなどのエンドユーザー向けのプロダクト、最先端のIoT開発など、様々な事業を展開してきた中で、コアの部分の開発を握るということを大切にしてきました。弊社は技術者がコンセプトを決めて、しっかり実装までしていきます。お客様の要望を叶えるために、どのようなコンセプトで作ろうか、どのようにそれを実現しようかと、ハード・ソフト問わずに、企画立案からチームで話す機会が多くありますよね。
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多くのソフト開発会社は企業から依頼を受けて、それを言われた通りに実装したり、事業会社も企業によっては、エンジニアが仕様書を書いたら、あとは外注するというケースがありますが、我々はそうではありませんよね。お客様が望んでいることを達成するためには、すべてにYESというわけではなく、ときには「それは違う」とはっきり言いますし、開発のコア部分を外注することはありません。自分たちで手を動かして、ものづくりを続けてきたからこそ、高い技術力があると自信を持って言えますね。
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こだわりを持って仕事を進めてきたからこそ、この西日本事業本部には日本の産業を支える技術力が蓄積されていますよね。技術者が何百人も関わる大規模プロジェクトも多いので、社会に与える影響も存分にあると思います。
さまざまな技術を身につけ、
常に新しいことにチャレンジできる環境
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西日本事業本部は技術者として、一番成長できる場所だと思います。手を動かしながら開発をしていくことで技術力が身についていく。また、チーム編成や部署が流動的なので、プロダクトサービス、オートモーティブ、IoTやDXといった最先端技術まで、幅広い領域に携わることができます。
具体的には、車載開発ですと、IVI、メータ、通信モジュールといった領域。組み込み系の開発ですと、医療機器、制御端末、空調機器、ロボット。また、アプリ開発に関してはXR関連アプリに携わることができます。大学との産学連携も盛んですね。
もちろん、わからないことがあれば、スペシャリストから技術を教えてもらえる環境にあります。実際に私も様々なプロジェクトに参画してきました。技術者にとって、様々な技術にコアの部分から携わることができるのは幸せな環境にあると思います。 -
事業領域だけでなく、エンジニアとしてのスキル面でも幅広くチャレンジできるのが特徴ですよね。キャリアプランに関しても、マネジメントに特化するキャリアを形成することも、技術に特化するスペシャリストのキャリアを形成することもできます。
また、エンジニアの領域も幅広いため、入社後はプロジェクトリーダーなどもぜひ担当いただきたいですね。西日本事業本部には、新しいサービスを生み出したいという野心のある社員も多いです。トラディショナルな価値観で、「過去がこうだったからこう」と決めつけるのではなく、新しいことにチャレンジしていくマインドがありますよね。 -
例えばサーバーの技術を高めたいという社員は展示会に積極的に足を運び、最先端の事例を学んでいますし、スキル習得という面でも、技術書を読み、わからない部分は知識豊富な先輩社員に質問をしている方も多いです。
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そういった意味でも、変化を楽しめる人は弊社に向いていると思いますね。お客様のニーズや時代は常に変わっていくので、それに合わせて自分たちも変わっていきます。もちろん「この領域を極めたい」という意志は持っていていいと思います。ただ、エンジニアとしては、いろんな引き出しを持っていた方が良いので、いろんなことに興味を持てるというのが大事になってきますね。
実際に西日本事業本部の社内を見てみると、本当に多様な社員がいるんです。いろんな価値観を持つ人がいる中で、皆に得意領域があるし、苦手なことは他の社員が教えたり、上手にカバーしている。様々な人財がいるというのはどんなお客様のニーズも叶えられる強みでもあります。ですので、ご入社頂いた後は、この会社に染まろうというのではなく、個性的なままでぜひ入ってきてほしいですね。 -
皆いろんなバックボーンがあるので、誰が新卒から入っていて、誰がキャリアで入ってきてというのが、あまりないですよね。技術の前では皆平等ですし、皆が一緒にいいものを作っていこうという空気感があるので、常に刺激を受けながら仕事ができる環境ですよね。同じ仕事だけではなく、様々な領域の仕事をしながらエンジニアとして幅を広げたい、お客様と伴走しながらものづくりをしたいという方は活躍できるはずです。