グリーンソフトウェア開発支援

現代の企業において、環境負荷の低減は重要な経営課題であり、IT領域では特にエネルギー効率の向上や環境に配慮した設計を実現するソフトウェアのグリーン化が注目されています。
ソフトウェアを利用する企業のネットゼロ達成推進に向けて、ソフトウェアが炭素排出に及ぼす影響を見える化し、炭素排出観点でのソフトウェアの改善事例をご紹介いたします。
今後、環境規制への対応がより強化される中、当社は、お客様の持続可能なビジネスモデル構築に貢献いたします。

グリーンソフトウェアとは

・グリーンソフトウェアとは、炭素効率の高いソフトウェア であり炭素の排出が最小限のソフトウェアを意味します。
・ソフトウェアの炭素排出量を削減できる活動は、エネルギー効率、 カーボン アウェアネス(炭素に対する意識)およびハードウェア効率の3つのみです。

(参考)グリーンソフトウェアとは?
https://greensoftware.foundation/articles/what-is-green-software

Software Carbon Intensity(SCI)とは

グリーンソフトウェアの実現には、ソフトウェアが炭素排出量に与える影響の見える化が重要となり、ISO/IEC21031:2024に規定されているSCIが一つの指標になります。
SCIを算出することで、同じ機能を持つ複数のソフトウェアを使った際の環境負荷を比較できるほか、ソフトウェアに加えた改修が炭素排出量に与える影響を把握することができます。

(参考)システムにおけるSCI算出について詳しく知りたい方へ
Gartnerも注目するグリーンソフトウェアの実現に向けて- SCI 算出への新たな挑戦 -
(Green Software Foundation Global Summit 2024 Tokyo 講演資料)

SCIスコアダッシュボード

「SCIスコアダッシュボード*」を用いて、ダッシュボードの情報からソフトウェアの動作状態を分析し、炭素排出に大きく影響を与えている箇所を見つけて、ピンポイントで対策案を提示します。

*「SCIスコアダッシュボード」 とは製品のソフトウェア動作状態とSCIを関連付けて見える化する当社独自のツールです。

導入イメージ

炭素排出の観点で、ソフトウェアの動作状態をプロファイルすることで、炭素排出負荷の高い処理をピンポイントで特定し、システムやユースケース全体を通じて効果的な対策案を提示します。