デザインエンジニアリング支援
サービスの概要
サービスデザインの活動により、ユーザーにとって有用な新規事業のアイデアが発想された後、この抽象的なサービス・体験のコンセプトを具体的なプロダクトとしていく、必要があります。しかし、このプロセスについて、具体的な方法論やセオリーが定義されていないのが現在の状況です。
また、新規事業アイデアの有用性が検証されたとしてもその事業性や継続性までは検証しきれていない状況で大きな投資を行い、完成形のプロダクトを当初から開発することは大きな事業リスクを負うことになります。変化が早く不確実な現在、必要最低限のプロダクトを素早く・低コストで開発し、ユーザの反応を確かめながら段階的に提供価値を積み上げて行く必要があります。
弊社では、デザインエンジニアリング、MVP開発、アジャイル開発という3つのメソッドを事業の段階に応じて最適な形で組み合わせることで、コンセプトの実装から市場検証、そして継続的な成長まで、一気通貫で支援いたします。

デザインエンジニアリングとは
デザインエンジニアリングは、サービスデザインで生み出されたサービスコンセプトを、実際に作れる形に具体化するためのメソッドです。ペルソナやカスタマージャーニー、サービスコンセプトなどの抽象的なアウトプットから具体的なプロダクト・サービス開発を行う際、しばしば認識のズレが生じがちです。
企画部門からは「描いたコンセプトと実際に出来上がったものが違う」という事態が、開発部門からは「実現性を考慮していない抽象的なインプットで開発ができない」という事態が発生します。この様な事態を防ぐためには、サービスデザインのプロセスやアウトプットの意味を深く理解した上で、技術的な設計に落とし込むことが重要です。
サービスデザインで作成されたペルソナやカスタマージャーニー、サービスコンセプトなどのアウトプットを確認し、その背景にある意味や意図を理解していきます。その上で、サービスの要件や機能の優先順位を整理し、技術的に実現可能な設計に落とし込んでいきます。具体的には、ユーザーストーリーマップ・サービスブループリント・要件定義・システムアーキテクトなどのアウトプットを制作していきます。

MVP開発とは
MVP開発は、サービスコンセプトが具体化された後に、事業性を検証する目的で、できるだけ早く・最小限のコストでプロダクト・サービスを開発するメソッドです。新規事業では、ユーザテストを実施し、ユーザーにとっての有用性を検証したとしても、実際にユーザーに使ってもらわなければその事業性や継続性までは検証しきれません。大規模な投資を行う前に、事業性の検証に必要な最小限の機能に絞り込んだプロダクトを開発することで、失敗のリスクの最小化することが重要です。
事業アイデアについて、事業計画の仮説を立て、KGI・KPI・KSFなどの指標を設定、その仮説の検証に必要なデータを収集するための仕組みと最小限の方法で事業アイデアのユーザー体験を実現する仕組みをMVPとして定義し、開発します。この際、ノーコード・ローコードツールの活用や既存サービスの組み合わせなど、開発期間とコストを最小化する方法を検討いたします。

アジャイル開発とは
サービスをローンチした後に、継続的に提供価値の仮説の構築と検証を繰り返し改善や成長を続けるためのメソッドです。市場環境や顧客ニーズは常に変化するため、ローンチで終わるのではなく、定期的にアップデートを続けていくことが重要です。
MVPを開発し、ローンチした後は設定したKGI・KPI・KSFとの差分を中心にデータを収集・分析しながら、事業性を成立させるための課題解決の仮説を立て、スプリントという短い期間で優先度の高い機能や改善から順に実装していきます。その後もユーザーからのフィードバックを確認し、次のスプリントの優先順位を見直していくサイクルを繰り返し、事業性の確立の可能性を最大化します。
