サービスデザイン支援

サービスの概要

私たちはお客様の新規サービス創出のために、サービスデザインのアプローチを提供しています。

サービスデザインの骨格となるデザイン思考の5つのプロセスとして、リサーチ・分析・アイディエーション・プロトタイピング・テストを一貫して支援します。このアプローチを通して、ユーザにとって価値のあるサービスの創出を行います。

なぜサービスデザインが必要なのか

今、社会は目まぐるしく変化しています。

デジタルの進展により変化のスピードは加速し、ユーザの価値観は機能的・経済的価値から情緒的・意味的価値へと移行しています。さらに、企業には環境や格差など地球規模の対応が求められるようになり、問題はますます複雑化しています。

このような複雑で急激な変化に対応するために、企業は、これまでの商品やサービスを根本から変革していく必要に迫られています。

これらの問題を解決し、市場と社会に新しい価値を創出するために有効なのが、サービスデザインのアプローチです。

サービスデザインでは、単に製品やサービスの機能だけでなく、ユーザの体験全体、さらに、その体験を支えるサービスを提供する組織や、それらを取り巻く環境・社会的な領域までをデザインのスコープとしています。

サービスデザインを用いることで、ユーザと社会に本当に価値あるものを創出し、企業の持続的なイノベーションと成長を実現することができます。

サービスデザインの重要性

サービスデザイン支援においては、以下の点がポイントとなります。

① ユーザ起点のリサーチ・検証
新規サービス創出にあたり、「企業リソース主導で開発した結果、市場に全くマッチしなかった」「サービスを長期間かけて作り込んだが、市場投下時にはニーズが変化してしまっていた」といった声がよく聞かれます。この問題を解決するために、私たちは、ユーザを起点とした徹底的なリサーチと検証に取り組んでいます。

② 組織の共創体制の構築
新規サービス創出は、企画、開発、営業などの部門が分断された組織の中で、それぞれ独立して進められることが多々あります。この構造では、一貫性のあるユーザ体験の実現が難しく、開発のスピードも低下してしまいます。この問題を解決するために、サービスデザイン支援の際は、できるだけ様々な部門の方にご参加いただき、部門を跨いで取り組める共創の場を提供しています。

③ サービスの全体設計
新規サービス創出において、サービスそのものの機能や体験にばかりに注力し、それを実現するためのバックエンド側の仕組みの設計が不十分なケースが見られます。バックエンド側の仕組みが不十分であると、ローンチ後にサービスの継続が難しくなってしまいます。この課題を解決するために、サービスデザイン支援では、組織体制、オペレーション、システムといったバックエンドまでを含む全体の設計に取り組んでいます。

サービスによって得られる効果

サービスデザイン支援により、以下の効果を得ることができます。

①サービスの成功確率の向上
ユーザの本質的な課題・ニーズを起点にサービスを設計することで、ユーザにとって価値のあるサービスとなり、サービスの成功確率を上げることができます。

②組織全体の連携力とスピードの向上
部門を超えた共通認識と協働体制を構築することで、一貫性のあるサービスを設計でき、迅速な意思決定と実行で、開発スピードも向上させることができます。

③サービスの継続性の向上
サービスそのものだけでなく、それを支えるバックエンドの仕組みまで設計することで、ローンチ後もユーザの変化に合わせて進化し続けることが可能となり、サービスの継続性を高めることができます。

弊社のアプローチや考え方

・根拠性・再現性の高いサービスデザイン手法の確立(九州大学 徳久准教授監修)
九州大学徳久准教授より、サービスデザインの基礎から最新の研究内容までを学び、実践に応用しています。学術的な内容をベースに、これまで実践で培ってきた経験値を加えて手法をブラッシュアップしているため、根拠性・再現性の高い手法で支援することができます。

・自分起点による魅力的な価値創出(東京藝術大学 山崎教授監修 )
サービスデザインは専門家でなくてもサービスを生み出すことができるアプローチである一方で、アイディアが似通ってしまうという弱点があります。この問題に対して、私たちは、東京藝大の山崎教授から指導を受け、自分起点のアプローチを導入しています。日常的な観察力・洞察力、美意識といった個人のスキルや感性を磨き込むことで、サービス・体験の魅力や独自性を高めていきます。ユーザのニーズに加えて、サービスを生み出す本人も本当に良いと思えるサービスの実現を目指します。

具体的なプロセスやフロー

サービスデザインの骨格となるデザイン思考の5つのプロセスをもとに実施しています。

リサーチ:
特定のテーマについて、デスクトップリサーチ、インタビュー、行動観察などを実施し、ユーザの一次情報を収集します。

分析:
リサーチ結果を分析し、課題と気づき、ペルソナ、カスタマージャーニーマップの形で整理し、解決すべき課題やニーズを明らかにします。

アイディエーション:
分析結果をインプットとして、課題解決のためのアイデアを創出します。これらを評価し、選定したアイディアをサービスコンセプトと理想のジャーニーマップの形にまとめます。さらに、ユーザ体験を実現するためのバックエンドの仕組みもサービスブループリントで整理します。

プロトタイプ:
アイディアの有用性を迅速に検証するために、必要最小限のリソースでプロトタイプを制作します。最初は紙に書いたスケッチやストーリーボードのような簡単ものから始め、UIモックアップなどに段階的に具体化していきます。

テスト:
プロトタイプを用いて、ユーザテストを実施し、サービスの有用性を定量的・定性的に検証します。テストの結果を受けて、次の活動(中止/保留/戻る/進む)を決定します。

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